停止すると影響が大きい設備がある
できるかぎり稼働時間を延ばしたい
メンテナンス時期を余裕をもって計画したい
軸受の早期の異常を検知
軸受故障の原因の大半は潤滑問題に起因しています。P-F曲線は設備が故障するまでに発信する様々な予兆を示しています。超音波は最も早い潤滑不良の段階で変化を発信し、軸受に傷などの損傷が起こる前に気づくことができます。早期の対応は保守のための設備停止時間を短縮し、メンテナンス費用も削減します。メンテナンスの実施も余裕をもって計画ができます。
熟練者が減少している
教育にはある程度時間がかかる
感覚に頼るところは説明が難しい
数値(デシベル値)による管理
異音を聞いたり、聴診棒を使って設備の状態を判断するには、経験が必要です。人によって感じ方が異なりますし、説明で伝えることは困難でしょう。超音波設備診断装置は摩擦の程度をデシベルという数値に変換します。人によって測定値のばらつきが少なくなりますし、数値の変化で故障モードを判断するガイドラインがISOでも定められていますので、診断が容易に行えます。
何をすればよいかわからない
効果がわかりやすいものを実施したい
手間をかけたくない
コンプレッサーのリークを検査で
エネルギー効率向上を図る
環境保護の一環として、圧縮空気のリーク検査はいかがでしょうか。コンプレッサはプラントで使用するエネルギーの割合が非常に高く、かつ30%がリークしているという統計があります。リークを見つけて補修すれば、CO2の削減だけではなく企業のコスト削減にも大いに貢献します。超音波技術を利用したリーク検査は簡単で、損失計算も行え、費用対効果を実感できます。
今の診断方法が正しいのか自信がない
何から手を付けたらよいのかわからない
複合診断で信頼性をアップしたい
わかりやすい診断基準で
設備保全の信頼性を高める
保全技術はいろいろありますが、どれか一つだけやれば十分というものではありません。もちろんそれは超音波診断も同じです。振動診断やサーモグラフィ、潤滑油診断などと組み合わせることで、相互補完し、信頼性を上げることができます。超音波診断は軽度の故障の診断を得意にしています。また測定が簡単で、故障の診断をする基礎的な技術も習得しやすいです。